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メッセージ

沖縄県には薬学部がないため、沖縄県民が薬剤師になろうとすると、県外に6年間下宿する必要があります。また当たり前の事ですが、卒業後に県内に再び戻ってこなければ、沖縄県の医療に直接従事することは出来ません。すなわち、十代後半〜二十代前半の若者が、二度の出会いと別れを経験しないと薬剤師にはなれないのです。

回りくどい言い方をしましたが、その分だけ沖縄県内に新卒薬剤師が定着しにくいということを痛切に感じます。当院の薬剤師もその例に漏れず、沖縄県出身者は28名中に5名しかいません。ぜひ今後は、色々な意味で沖縄県出身薬剤師の定着率が上がってくれることを心から願っています。

ただ、沖縄県出身者が少ないことが、業務上マイナスであるとは感じません。それどころか、全国から集まった仲間たちが一緒に仕事をすることで、プラスの効果がたくさん生まれていると実感します。職場ではいろいろな方言が飛び交い、それぞれの地元で育んだ独特な文化にお互い驚いたりすることもしばしばあります。

また、一人暮らしをするスタッフが多いため、仕事だけでなく、私生活においても、一緒に遊んだり旅行に行ったりして過ごす事が多く、これらのことが、お互いの価値観を理解するのにとても役に立っているようです。また、この中で生まれた連帯感が、一人では解決出来なかった問題を、いくつも解決してきたと感じます。さらに、沖縄を愛してやまない何人かのスタッフが永住の道を歩み始めているのも事実です。

私たちは、こうして培われた連帯感と問題解決能力を生かし、沖縄県民の皆様の医療ニーズに応えるべく、新しい薬剤師業務を常に模索し、積極的に実現するための努力を続けたいと考えています。

メッセージ 薬剤部スタッフ休憩中の一コマ
薬剤部スタッフ休憩中の一コマ

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