薬剤部

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薬剤部業務内容

1. 調剤業務

2016年3月までは、1日平均600枚以上の外来処方箋を院内で調剤していましたが、現在は厚生労働省の指針に従い、近隣の調剤薬局の協力の下、平日平均80%以上について院外処方を発行しているため、調剤業務の中心は、入院患者様の内服、外用、注射などの調剤となっています。

また、新築移転と同時に大幅なオートメーション化を実施したので、内服水剤については自動分注ロボット、散剤については自動分包ロボット、また注射調剤についてはアンプルピッカーと自動返却システムの導入など、大半の調剤業務から開放されました。その効果として、安全で質の高い調剤を担保できるようになり、また臨床薬剤師として必要な病棟活動に業務をシフトさせることも出来るようになりました。

医薬品の払い出しは、通常は病棟払出室を利用しますが、薬剤部専用エレベーターを使用した注射カートの配送、リフトやエアシューターを使用した緊急払い出しにも対応しています。

調剤業務 アンプルピッカーを導入した注射室
アンプルピッカーを導入した注射室
調剤業務 自動散剤分包ロボットを導入した調剤室
自動散剤分包ロボットを導入した調剤室

2. 無菌調剤業務

無菌調剤業務 ガン化学療法のミキシング
ガン化学療法のミキシング

ガン化学療法、免疫抑制剤治療、TPNなど、全ての無菌調剤に、平日、日祝日を問わず対応しています。

化学療法センターには、屋外排気型の大型安全キャビネット2台を備え、最大で4名体制でのミキシング業務が可能です。また逆に、薬剤師1名で業務を行う場合にも他の場所で業務をする薬剤師が遠隔で監査を行えるように、タブレットを用いた動画通信システムを導入しています。

無菌調剤室には、大型クリーンベンチ1台と、安全キャビネット1台を備え、最大で2名体制でのTPNミキシング業務が可能で、緊急時には安全キャビネットを使用して、抗がん剤などのミキシング業務も可能です。

3. 病棟薬剤業務

病棟服薬指導業務は、全診療科、全症例を対象にしており、全ての入院患者に対して直接的指導だけでなく間接的な指導も含めて、何らかの形で必ずアプローチするようにしています。

主な内容としては、入院時初回面談、定期服薬指導、退院時指導など保険算定の対象となる指導業務の他、内服自己管理移行時、インスリン自己注射や吸入薬導入時などの患者教育、ガン化学療法開始時やレジュメン変更時の服薬指導(外来化学療法患者の内服管理指導も含む)、疼痛緩和のフォローなど、個々の患者の薬物療法管理のニーズに応える業務を行っています。

また、院内で一番多くの入院患者を診る救急総合診療部の回診には、毎朝8時から、医師、各病棟の看護師、リハビリスタッフなどと連携して同行しています。その中で、薬剤師側からは、薬物療法の変更や追加などの提案、副作用を疑う症状の報告、退院に向けての患者教育の提案、治療方針の確認など、医師側からは、薬効や副作用、薬剤選択に関する質問が、頻繁に投げかけられます。その他、毎週火曜日の朝7時半からは、入院化学療法を受けている患者を中心とした泌尿器科病棟回診、毎週月曜日の午後からは、ICU回診にも参加しています。

さらに2016年秋からは、全10病棟について病棟薬剤業務実施加算1、2の施設基準を取得し、持参薬の管理、処方内容の監査や疑義照会、患者教育、TDM、医薬品情報の収集や提供などの業務が、より広く、効率よく行えるようになりました。

病棟薬剤業務 医師からの問い合わせを受ける病棟薬剤師
医師からの問い合わせを受ける病棟薬剤師
病棟薬剤業務 総合内科と薬剤部の合同回診
総合内科と薬剤部の合同回診

4. 医薬品情報管理業務

医薬品情報管理業務 外部の施設と電話で情報交換する
外部の施設と電話で情報交換する

医薬品情報管理業務は、薬剤部の根幹を担う重要な業務です。毎日のように発生する新しい医薬品情報、院内での医薬品の問い合わせに対する回答などを整理して、薬剤部のデータベースに整理すると共に、病院の全スタッフが簡便に医薬品名や事象から検索が出来るQ&A集を月1回発行して電子カルテ上に掲載しています。

その他、電子カルテの医薬品に関するマスターや運用を管理し、常に最新の採用医薬品集を提供したり、安全で快適なオーダーシステムや閲覧システムの構築に協力しています。

また、トピックス的な医薬品情報を、医師や看護師などのニーズに合わせて特集する、「薬局新聞」を月1回刊行しています。これは、入職1年目の薬剤師が担当する業務で、収集した情報をそのままコピーするのではなく、小学校の壁新聞のように「いかに見せるか」を意識して作成してもらっています。それは、ニーズに応じて、「いかに早く」「いかに正確に」「いかに判りやすく」情報提供するかを訓練する、新人教育の一環として捉えているからです。

5. 医薬品管理業務

医薬品の発注や検収、在庫管理や品質管理は、主に薬局事務スタッフ2名が担当しています。徳洲会グループ統一の在庫管理システムを用いて、月当たりの在庫の動向を常に把握し、季節的な変動をはじめ、特定診療科の予約診察や、長期連休の医薬品消費予測などに基づいて、無駄のない発注調整を行って不良在庫の発生を防止します。

毎月末には、薬剤部スタッフ全員で院内全ての医薬品の棚卸しを行い、在庫量の把握と共に、期限管理、品質管理を行っています。

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