4階 ICU
2019年1月にスーパーICU(特定集中治療室)の施設基準をクリアしました。患者様にとっては、早期に回復することが重要であると思っています。この回復に関わることが集中治療室の醍醐味であると感じています。専門的な経験をもつ多職種によるハイレベルな集中治療を提供し、重症患者様の早期回復に貢献できるよう日々努めてまいります。また、入院する多くの患者様は命を脅かす突然の発症のため、治療を最優先すると同時に、患者様・ご家族の精神的ケアは非常に重要です。不安を抱えている患者様やご家族の思いに寄り添い、誠実に対応することを大切にしています。
4階 ICUの特徴
ICUは10床。収容患者は内科系、外科系を問わず救急センターから一般病棟では管理できない重症患者、外科手術後の集中治療が必要な患者、院内で容体の急変した重症患者などです。集中治療医師を中心に各科専門医、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、ケースワーカーなど様々な職種が関わりチーム医療を行っている部署です。
毎朝、多職種によるチーム回診を行い治療方針など共有し、それぞれが患者様の病態の把握に努めています。こうした取り組みにより質の高いケアを提案できる体制を構築しています。
身につけられる看護技術
- 医療機器の取り扱い
- 全身管理と術後管理
- 危機的状態にある患者、家族への対応
- 患者の容態の急変を察知する能力や状況に応じて臨機応変に対応できる能力
- 急変時対応(ACLS)
看護師・看護学生の皆さまへ
先輩看護師(2年目)からのメッセージ
私は入職してICUに配属されました。ICUは重症な患者様が多く難しい疾患や薬剤、多くの医療機器などがあり、ひとつひとつ覚えるのが大変でした。しかし、先輩方が優しく声をかけてくれ、分からない事を丁寧に教えてくれたことで日々成長する事ができました。今ではリーダー業務や重症な患者様を受け持たせて頂いています。まだまだ学ぶ事は多くありますが、充実した毎日を過ごしています。
先輩看護師(3年目)からのメッセージ
私は希望でICUへ入職しましたが、入職時は業務を覚えることだけでなく、重症な患者さんの病態生理を理解することに毎日必死でした。それでも部署の皆さんに支えられながら少しずつ仕事に慣れてきました。3年目になり、より重症の患者さんの受け持ちや、リーダー業務など多くの仕事を任せてもらえるようになってきました。
まだまだ未熟で学ばなければいけないことばかりですが、頼もしい先輩を始め、同期や後輩と一緒に充実した毎日を過ごしています。
看護師を目指す学生の皆様へ
看護師の仕事は大変な仕事ですが自分の目標をもち続け、みんなから信頼される優しい看護師さんを目指して下さい。
皆さんの新しい知識や技術がきっと患者様やご家族の支えになることは間違いないとおもいます。期待しています。頑張って下さい。
中部徳洲会病院で一緒に働きませんか
専門的治療や多くの処置などいろいろな体験ができ、勉強会・カンファレンスが積極的に行われ多くのことが学べます。
呼吸療法士の資格者を持つ看護師がいて良質な看護ができるよう力をいれています。また、集中ケア認定看護師を目指すスタッフもいて、向上心あふれる職場です。
他職種との連携もよくお互いの専門性を活かしながら働いています。ぜひ、ICUで一緒に働き学びあいましょう。