2007年に感染管理認定看護師の資格を取得し、2010年8月より感染管理担当者として専従で務めさせていただいています。
感染管理認定看護師とは、専門的な知識と技術を用いて、患者様、その家族や職員を含む病院内すべての人々を対象に、感染に対するリスクを最小限に抑えるために、化学的根拠に基づいた感染対策を推進する活動をしています。
具体的な活動としては、
- 当院における感染対策上の問題点の把握と改善
- 院内感染サーベイランスの実践
- 院内感染マニュアルの改訂
- 職業感染対策と管理
- 感染対策に関する教育
- 感染対策に関するラウンドの実施
これまでの活動を通して、感染管理認定看護師に求められることはいかに自施設の状況を客観的に分析し把握すること、そして必要な対策を打ち出すことであると考えています。
最も大切なことは、打ち出した対策を職員ひとりひとりがその意図を理解し、組織全体で継続して取り組むことだと考えています。
感染対策のガイドラインやエビデンスは、すぐに変化していきます。積極的に研修会に参加や徳洲会グループICN委員会、沖縄ICN委員会など同じ認定看護師との情報交換を図り、最新の情報を取り入れ、感染対策問題に向き合い、安全な医療環境の提供にがんばって活動をしていきたいと思います。