栄養管理部では、主に入院患者さまの栄養管理と、食事提供、入院・外来の栄養食事指導を行っています。病院食は治療の一環として提供していますが、入院患者さまにとって食事は「楽しみの一つ」です。患者さま一人ひとりの健康状態に応じて食事を作るため、全て同じ献立で作るわけではありません。食べ物の硬さからカロリー制限に至るまで、細かく作り分ける必要があります。そのため部署内で協力して業務を行っています。
美味しいと言っていただける食事を目指して、日々取り組んでいます。
栄養管理部の業務は、主に2つの仕事に分けられます。
直営で運営しており、管理栄養士、栄養士、調理師、調理補助など様々な職種で協力して行っています。
食事は、一般食の他に、エネルギーコントロール食、蛋白質コントロール食や、塩分コントロール食などがあります。1日に約1050食の食事を提供しています。
通常の食事が難しい患者さまには軟らかい食事やきざみ食、きざみとろみ食、ペースト食など形態別の対応も行っています。
安全性を重視した衛生管理、温冷配膳車を用い、温かい料理は温かく、冷やす料理は冷たい状態で提供しています。また行事食を行い、患者さまに楽しんでいただける、おいしい食事づくりを目指しています。
入院、外来の患者さまに、栄養食事指導を行っています。
食事の摂取が進まない患者さまには栄養補助食品を提供するなど早期回復、早期退院へ向けて積極的に介入をしています。
また、医師や他の医療スタッフとともに、栄養サポートチーム(NST)の一員としてチーム医療をおこなっています。