厚生省臨床研修指定病院

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あなたは人目の訪問者です。

  名誉院長の一言                             堀川 義文
 1979年に南部徳洲会病院の開院時に赴任したとき以来、急性腹症
のCT診断に強い興味をいだき、教材を集めてきたが、私が所有する
3000例を超える症例数は世界一である。
 中部徳洲会病院のホームページを利用して演習問題を公開し、毎
月30例ほど新症例を更新している。(http://www.qqct.jp/
  急性腹症の早期診断は、胸痛・心筋梗塞に匹敵するくらい極めて重要である。
 診断が遅れれば重症化するだけでなく、死亡の転帰をとる場合も少なくない。
 急性腹症の診断はCTで100%近く可能である。中部徳洲会病院では、Expertコース
 (3年目以上の医師対象)とResidentコース(研修医1、2年目対象)の急性腹症の
 CTカンファレンスを毎週各1回行っている。しっかり演習問題を予習して参加すれば、
 2年間で急性腹症例の90%以上をCT診断出来るように仕組まれてある。
 中部徳洲会病院で研修し、2年間でその目標を達成した卒業生は数多い。
 急性腹症に興味がある研修医は、私が徹底的に鍛えます。世界で他に誰もまねできない程の
 症例数と種類で、極めて高度の読影力がつくことを確約します。

  院長の一言                                伊波 潔
 我々「中部徳洲会病院」は、沖縄県の中部、沖縄市にあり、「救急医
療」に最も力を入れており、平成18年7月からは、沖縄県内最初の「ド
クターカー」の運用を行っておりますが、
その救急を支えているのは、
1・2年次の初期研修医たちです。
 我々の研修医に対する教育方針は「いい医者になってほしい」です。
私は「いい医者」とは、まず、医療人として、患者さんから「先生」と呼ば
れるにふさわしい人間であること。次に「実力」のある医師であること
と、考えております

  また、「自分たちが今研修するとしたら、どんな研修をしたいか」です。今年度から研修内容
 が変わりましたが、我々は、これまで通りのスーパーローテート方式を続けることが、絶対、研
 修医の為になると考えております。
 ですから、我々の病院の研修の特徴は、
 @できるだけ多くの患者さんを実際に自分で診てもらうこと。
 「実力」のある医師とは、1人で治療できる力を持っていることです。それには、何よりも「経験」
 です。私は、りっぱな講義を聞いてばかりいても、りっぱな先生の診察や手術を見てばかりい
 ても、経験する機会がないのでは、学生時代の講義やポリクリと何も変わらず、医師としての
 本当の力は付かないと考えております。
 
A全ての新入職員を合同でオリエンテーションする為、同期の仲が非常にいいこと
  このように職種を越えた仲間が、嬉しい時に共に喜び、つらい時には大きな支えになってく
 れます。
 
B沖縄で一番忙しいはずなのに、研修医たちは、沖縄で一番明るく、楽しく仕事をしていること。
  我々はあえて初期研修を厳しくしておりますが、それで疲れ果てることなく、明るく仕事して
 いる姿には救われます。
  やる気のある学生諸君、ぜひ一度「中部徳洲会病院」へ見学に来て、輝いている先輩たちを
 見てみませんか?
  お待ちしています。

  研修委員長の一言                   脳神経外科 部長 新垣 辰也
 臨床研修委員長の新垣です。
 平成21年度から研修委員長を任されています。これまでは脳外科部
長として医療を行っていたため、実際に研修医のことをまじめに(?)考
える機会はあまりありませんでした。今は学生や、研修医と接していくう
ちに、研修医のニーズにあった研修制度などいろいろ考えさせられてい
る今日この頃です。
 我々の病院では、臨床研修制度が始まる前からほとんど同じプログラムで研修医教育を行って
いたため、制度が移行したときもそれほど変わったというイメージはありませんでした。当院の臨
床研修のモットーは、「患者様が一番の教科書である」「体で覚える救急医療」で、それを目指して
これまでも、これからも指導させていただくつもりです。
 「仕事をするなら楽しく、明るく仕事をしよう。」私の目指す一番のテーマです。
 みなさん、一緒に頑張りましょう。

  副研修委員長の一言                乳腺・一般外科部長  池原 康一
 私は大学を卒業し、大学の医局に入局することなしに徳洲会に入職
しました。もちろん初期研修は徳洲会の病院で行いました。これは副研
修委員長からではなく、先輩研修医からの一言と思っていただきたい。
 私は、医師としてのあり方は最初の2年間、つまり初期研修で決まる
と思っています。自らを厳しい環境において、自分を鍛えて欲しいと考
えています。社会人として、医師としての自分自身を形成して欲しいの
です。そのような場所として徳洲会病院は非常に理想的な現場ではないでしょうか。
 わずか2年です。逃げないで、積極的に厳しい環境に身を委ねましょう。望むと望まざるとにか
かわらず成長するはずです(もちろん多くの研修医は成長することを望んでいるはずですが)。
無意識のうちに磨かれているのです。
 3年目以降、後期研修医あるいは専門医を目指す研修をするわけですが、この2年間で学んだ
ことが生かされてくるのです。しばしば耳にすることですが、当院で研修を終えた医師が他病院
にて、高い評価を受けているようです。その褒め言葉を聞くと、非常にうれしいとともに、誇らしい
気持ちになります。
 若い人たち、一緒に働いていませんか。一緒に成長しましょう。
 まず実習、現場を見に来てください。きっと興味がわいてくるでしょう。一緒に働けることを楽し
みにしております。

  副研修委員長の一言          JCEP卒後臨床評価機構サーベイヤー 今西 康次
「初期研修に必要なのは君の熱意と患者さん」

 新臨床研修制度はこれまでのストレート研修の弊害を反省し、プライマリーケア能力をまず身につけることができることを狙いとしている。専門医である前にまず患者さん全体を診ることができる医者になれということだ。年齢や診療科を問わず初期治療することができるプライマリーケアの研修に必要なのは、高名な研究者や指導者ではなく、研修医である
皆さんの熱意とcommon diseaseを抱えた患者さんである。的確に病歴をとり診察し、適切な検査を行って診断を下し、スタンダードな治療を行えるようになることが目標である。プライマリーケア能力を指導する者に必要なのは、十分な臨床経験とスタンダードな医学知識、そして研修医や患者さんを大切にする精神である。研修医がすくすくと伸びていくのを邪魔しない寛容さも求められる。これから研修を開始する皆さんには、このような環境がどこで手に入るのかをよく考えてほしい。
 中部徳洲会病院は徳洲会の中でも研修の厳しさは代々トップクラスである。研修医一人当たりの経験症例数は群を抜いている。「苦労は買ってでもしろ」という言葉通り、初期研修時代に厳しく育っていると、どこへ行っても通用する。教育に関しては院外から臨床経験豊かな指導者を定期的に招いている。後期研修は初期研修と切り離して考えてよい。群星沖縄に参加しているのでセンター長からの推薦を受けることができ、大学だろうが専門病院だろうがどこでも自分の好きなところへ行けばよい。それを保障するのが新臨床研修制度である。

  二年次研修医から一言                           林 友和
 みなさん、初めまして。研修医の林です。
救急医療をやりたくてこの病院を選び、当直や手伝いopeにも参加させてもらい多くの経験をつませてもらっています。見た目に似合わず救急医を目指し、この病院ならば理想の医師になれると思い日々頑張っています。やる気のある人もない人も一度は見学に来てみてください。将来の見方が変わるかも?

  一年次研修医から一言                          早川 真人
 中部徳洲会病院初期研修医1年次の早川真人です。さて、いきなりですが皆さんにとって理想の研修病院とは何でしょうか?教育がしっかりしている病院?症例数をたくさん経験できる病院?QOLが保障されている病院?医局の雰囲気が良い病院?…いろいろあると思います。しかしすべてを同時に満たすような病院はありません。必ずどんな病院にも良い点・悪い点、理想に見合う点・理想とは違う点があります。
 この病院は研修医が経験できる症例数はずば抜けて多いと思います。その反面、自分の時間は自分で見つけていかなければなりません。初期研修という2年間に何を求めるか?それを考えるきっかけとして一度当院を見学されることをお勧めします。そして当院の良い点・悪い点を是非肌で感じてみてください!

  一年次研修医から一言                         手登根 勇人
 はじめまして!中部徳洲会病院初期研修医1年目の手登根勇人といいます。みなさんはうちの病院についてどのような印象をお持ちでしょうか?当直もたくさんあってとても忙しい病院というイメージがあると思います。実際そうなのですが働いてみるとスタッフの先生は教育的だし、他のスタッフの方々も仕事ができるし、とても働き甲斐のある病院です。まだ半年しか経ってないのですが、おかげさまでだいぶ仕事にも慣れて楽しんで過ごすことが出来ています。
 研修先に迷っている学生の皆さん、是非うちの病院に来てください。昼も夜も暇にはさせませんw

  一年次研修医から一言                          山中 理菜
 中徳での生活は・・・
 中徳で仕事を始めて早半年が経ちましたが、一言で言えば慢性的睡眠不足です。
 しかし、日々かなりの充実感があります。毎日が新しいことばかりで本当に数多くの事を経験させてもらっていると思います。
 忙しい毎日ですが、そんな毎日の中で心の支えになっているのは、同期の仲間たちです。中部徳洲会病院では4月の入職時に全ての部署の新入職員で3日間のオリエンテーションがあります。なのでどの部署に行っても知り合いがいてとても仕事がしやすく、たまに会う同期には心が癒されます。つい先日も一年目全員での中間研修があり、改めて同期のすばらしさを実感しました。この同期のつながりは中部徳洲会病院のひとつの強みだと思っています。どうせ忙しい仕事なんだから楽しくやろうではありませんか。

  一年次研修医から一言                           直海 玲
 中徳の研修医になりたい!その思いだけで沖縄にやってきて、早や半年が過ぎました。医者としての第1歩をどこで踏み出すか、自分の目指す将来像にもっとも近づける2年間を過ごせる場所はどこか。たくさんの病院を見学した末に中徳にやってきて、答えが出ました。中部徳洲会病院の研修は徹底した現場主義です。24時間最前線に立って仕事をしている先輩方の姿は、どこの研修医よりも輝いて見えました。自分もそんなふうになりたい。決め手となるのは結局そう思えるかどうかです。少しでも興味を持った皆さんはぜひ一度見学に来てください。日本で一番熱い研修医たちと、研修医の「やりたい!」を全力で支えてくれるスタッフが待っています。

地域医療連携室係長から一言                         金城 直樹
 特別医療救護班(Doctor Car)に期待!
 当院では、平成18年6月に沖縄市と「医療救護活動に関する協定書」 を締結し、特別医療救護班として県内初のドクターカー運用を開始しました。 消防の通信司令室から出動指令を受け、「救急現場」に素早く医師・ 看護師が出向き「救命処置」を施し、搬送するというダイナミックな 救急救命活動を行っています。 蘇生率・社会復帰率の向上の為に、この救急医療最前線で君も頑張ってみないか?
 また、1年次は消防本部の救急車同乗研修も行っており、救急隊の「病院前医療救護」(プレホスピタルケア)の 相互理解を深める為に実施しています。一緒に頑張りましょう。

医局秘書から一言                     
 学生のみなさん!
 実習中は忙しく、目まぐるしく時が過ぎるように感じることでしょう。 ・・・でも! 「声かけづらいなぁ」「質問しにくいなぁ」と躊躇する必要はありません!中部徳洲会病院の医局は、いつも和気あいあいとした雰囲気の医局です。飲み物片手に、スタッフたちと充実した時間を過ごして下さい。 頼もしい研修委員長と、素敵な秘書たちが、実習する皆さんのお手伝いをさせて頂きます(^0^)/~
 どうぞお越し下さい!!



 プログラムの目的と特徴
1. 救急医療とプライマリーケアをベースとし、総合的な臨床能力を有する医師を
 育成することを目的とした、総合診療方式による2年間の初期臨床研修プログ
 ラムである。具体的には初期臨床研修到達目標(厚生省)を目的とする。
2. 1年次には、救急(2ヶ月)、内科(4ヶ月)、外科(2ヶ月)、小児科(2ヶ月)、麻酔科
 (2ヶ月)の各科を必須ローテーションするとともに救急総合診療部は、ローテー
 ト科と平行して研修(2年次終了まで)を行う。
 2年次には、救急(1ヶ月)、内科(2ヶ月)、精神科(1ヶ月)、産婦人科(1ヶ月)、僻地
 医療(2ヶ月)を必須とする。また、外科、泌尿器科、脳神経外科、整形外科より1ヶ
 月を必須選択科とする。他選択科として各科(必須科以外にも泌尿器科、整形
 外科、脳神経外科、心臓血管外科、形成外科、放射線科)をローテーションでき
 る。
 (外科、内科、小児科は6ヶ月を限度とする)。
3.2年次の選択科として琉球大学医学部附属病院、福岡徳洲会病院及び
 「群星沖縄」の各施設での研修も可能。
4. 初期研修の2年間は、各科のローテーション研修中も重複して救急医療とプラ
 イマリーケア研修を行い、疾患の初期診断、治療の実際から、適切なコンサルテ
 ーションができるまでを研修する。
 救急で診察した患者が入院する場合、初期の研修医が配属されている診療科の
 入院であれば、引き続き病棟担当になるのが原則で、診断治療に伴う病状の時間
 的経過を研修できるシステムをとっている。
5. 希望者は3年次以降の後期研修プログラムに引き続き参加でき、各学会認定
 医、専門医の資格を取得できる
6.1年次・2年次に1週間の救急車同乗実習を行う。
          
     救急車同乗実習の様子
        

 


 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄 参加施設
 Muribushi Project for Okinawa Residency Programs
よい医師を育てるという一点で協力し、7つの管理型病院と14の協力型病院・施設で病院群を形成して相補的 に研修医教育を担う臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄(むりぶし)


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