CE(臨床工学技士)業務概要
近年の医療現場では高度な医療機器が導入され治療に大きく貢献している一方、その医療機器の誤った使用等による事故も起きており安全で信頼性の高い医療を提供するためには適切な医療機器の操作方法の習得や保守管理を確実に行っていく必要があります。
臨床工学部に在籍する臨床工学技士は呼吸、循環、代謝等の分野における様々な医療機器を用いた治療において医療機器の操作、保守管理等を行いチーム医療の一員として安全な医療提供に努めております。
臨床工学部の現状
当院では平成8年に「臨床工学部」が設置され2017年10月現在、22名の臨床工学技士が在籍しております。臨床工学部は臨床工学技士という国家資格を取得したメンバーで構成されており、呼吸・循環・代謝等の生命維持に欠かせない生体機能の補助または代行する医療機器の操作・管理を主な業務として行っております。そのためチーム医療における臨床工学技士の専門性を十分に発揮できるよう24時間365日いつでも対応できるような体制を構築し業務に励んでおります。
また、現在の医療では必要不可欠な様々な医療機器が安全にいつでも使用できるよう、中央ME機器管理室を設置し院内の医療機器の保守管理を徹底して行っております。
主な業務内容は、
となっております。
所属学会
- 沖縄県臨床工学技士会
- 日本臨床工学技士会
- 日本体外循環技術医学会
- 日本人工臓器学会
- 日本集中治療学会
- 日本心血管インターベンション治療学会
- 日本不整脈心電学会
取得資格
- 体外循環技術認定士
- 臨床ME専門認定士
- 呼吸療法認定士
- 透析技術認定士
- 心血管インターベンション技士制度
- 不整脈治療専門臨床工学技士