病院情報の公表
- 令和5年度 病院指標
- 令和4年度 病院指標
- 令和3年度 病院指標
- 令和2年度 病院指標
- 令和元年度 病院指標
- 平成30年度 病院指標
- 平成29年度 病院指標
- 平成28年度 病院指標
- 平成27年度 病院指標
令和4年度 中部徳洲会 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 909 | 205 | 179 | 285 | 623 | 1084 | 1885 | 2439 | 2390 | 898 |
当院の退院患者数を年齢別に(10歳刻み)で分けた指標となります。令和4年度(令和4年4月~令和5年3月)までの総退院患者数10,897名を年齢階級別でみると(平均値:63.86歳:年齢中央値:71歳)となっております。前年度と比較しても平均値、中央値ともに大きな変化はありません。60歳以上の占める割合は70%にのぼり、地域社会の高齢化を反映しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 83 | 19.54 | 21.11 | 18.07 | 82.57 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 54 | 15.26 | 13.61 | 5.56 | 81.06 | |
010290xxxxxxxx | 自律神経系の障害 | 31 | 3.45 | 5.11 | 3.23 | 71.71 | |
040120xx99000x | 慢性閉塞性肺疾患 | 31 | 9.48 | 13.68 | 0 | 73.74 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 | 27 | 17.11 | 18.57 | 18.52 | 75.48 |
内科は、特に地域社会の高齢化を反映しております。誤嚥性肺炎の患者数が最も多く、次に腎臓又は尿路の感染症となっています。主に介護施設からの患者様が多く、退院後も介護施設に戻って生活されます。自宅または介護施設に早く戻って以前の生活を送れるようにと平均在院日数は、全国平均より短い傾向にあります。
神経科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) (手術なし・手術、処置等1なし・手術、処置等2あり・②定義副傷病なし、重症度等➀) | 39 | 17.54 | 16.01 | 46.15 | 72.1 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) (手術なし・手術、処置等1なし・手術、処置等2あり・④定義副傷病なし、重症度等➀) | 38 | 12.82 | 15.97 | 31.58 | 73.61 | |
010230xx99x00x | てんかん | 30 | 5 | 7.33 | 16.67 | 57.3 | |
010061xxxxx0xx | 一過性脳虚血発作 | - | - | 6.3 | - | - | |
010060x2990211 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) (手術なし・手術、処置等1なし・手術、処置等2あり・②定義副傷病あり、➀重症度等、➀) | - | - | 18.24 | - | - |
脳梗塞の患者様が多く状態に応じて回復期病院へ転院の上、リハビリ継続となっております。
脳梗塞以外にもてんかんや髄膜炎、脳炎の治療も行っています。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております
脳梗塞以外にもてんかんや髄膜炎、脳炎の治療も行っています。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております
消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 (手術あり、限局性腹腔膿瘍手術等) | 112 | 7.92 | 8.94 | 4.46 | 72.81 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 72 | 6.79 | 7.63 | 1.39 | 64.94 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 57 | 20.35 | 21.11 | 26.32 | 83.84 | |
060340xx99x0xx | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 (手術なし) | 52 | 10.85 | 9.61 | 3.85 | 79.6 | |
060350xx99x00x | 急性膵炎、被包化壊死 | 41 | 6.34 | 10.33 | 2.44 | 50.17 |
消化器科は、胆管結石、胆管炎が最も多く、次いで穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患になります。1番目の胆管結石、胆管炎の112名は「手術あり」の症例で、4番目の胆管結石、胆管炎の52名は「手術なし」の症例です。比較的平均年齢が高いことが特徴的ですが、高齢者に対しても適応に応じて、処置を積極的に行っています。
循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 (手術あり・経皮的冠動脈形成術・手術、処置等1なし・手術、処置等2なし) | 288 | 4.55 | 4.26 | 0.35 | 70.53 | |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 | 147 | 3.76 | 4.65 | 0 | 64.25 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 133 | 20.14 | 17.54 | 8.27 | 80.6 | |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 (手術なし・➀手術、処置等1あり・手術、処置等2なし・重症度等0) | 116 | 3.14 | 3.04 | 0 | 68.22 | |
050050xx9920x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 (手術なし・②手術、処置等1あり・手術、処置等2なし・重症度等0) | 112 | 2.87 | 3.22 | 0 | 70.31 |
循環器科は当院で最も患者数の多い診療科になります。狭心症・慢性虚血性心疾患はカテーテル治療目的、頻脈性不整脈はカテーテルアブレーション治療の入院となります。どちらの治療もクリニカルパスを使用しております。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | 162 | 5.19 | 5.56 | 0.62 | 1.94 | |
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 143 | 4.94 | 5.89 | 2.8 | 0.87 | |
040100xxxxx00x | 喘息 | 118 | 4.61 | 6.05 | 0 | 3.26 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 84 | 2.67 | 5.7 | 1.19 | 4.21 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) | 81 | 4.9 | 5.71 | 0 | 1.96 |
小児科はインフルエンザ、ウイルス性肺炎・急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)・喘息・ウイルス性腸炎、肺炎等と小児に多い疾患を受け入れています。近隣クリニックからの紹介や救急診療を行っているため、夜間の入院も多く受け入れています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 92 | 2.25 | 4.59 | 0 | 61.6 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 | 68 | 4 | 6.93 | 0 | 57.12 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 | 67 | 3.45 | 5.32 | 0 | 35.87 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 | 51 | 13.59 | 15.4 | 0 | 69.08 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) | 43 | 3.95 | 6.07 | 2.33 | 57.65 |
外科は、鼠径ヘルニア(15歳以上)、胆嚢炎等、虫垂炎が多く、結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍、胆嚢疾患(胆嚢結石など)の順に続きます。胆嚢疾患は、入院・手術(腹腔鏡下胆嚢摘出術等)を行っており、クリニカルパスを使用し短期間で退院することができます。上記の疾患の平均在院日数は、全国平均より短い傾向にあります。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 | 136 | 36.65 | 26.42 | 75 | 82.48 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 73 | 24.7 | 20.09 | 63.01 | 80.68 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) | 41 | 18.61 | 20.14 | 41.46 | 70.37 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 | 36 | 2.33 | 4.86 | 2.78 | 51.39 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 | 36 | 30.67 | 19.98 | 55.56 | 81 |
整形外科は、高齢者に多い股関節・大腿近位の骨折、胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)が多い症例です。股関節大腿近位骨折は、地域連携パスを利用して急性期の役割(手術、早期リハビリの介入)を促進しております。胸腰椎骨折に関しては保存的治療で疼痛管理を行い、脊柱管狭窄疾患に関しては積極的な手術を行っております。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) | 73 | 23.63 | 19.58 | 58.9 | 66.52 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 | 61 | 12.31 | 8.54 | 14.75 | 59.34 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 | 53 | 13.7 | 11.85 | 15.09 | 80.04 | |
010030xx9910xx | 未破裂脳動脈瘤 | 47 | 2.53 | 2.95 | 0 | 60 | |
010070xx9910xx | 脳血管障害 | 26 | 2.85 | 3.23 | 0 | 72.73 |
脳神経外科の最も多い疾患が非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)です。非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)はリハビリ継続のための転院率が58.9%と高く、他院との転院調整を行っているため、自院は全国の平均在院日数に比べ長くなることがあります。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 | 52 | 1.04 | 2.66 | 0 | 62.17 | |
050080xx0101xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) | 28 | 23.68 | 21.78 | 0 | 71 | |
050050xx0101xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 | - | - | 21.24 | - | - | |
050161xx97x1xx | 大動脈解離 | - | - | 28.45 | - | - | |
050163xx03x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 (手術あり・ステントグラフト内挿術・手術、処置等2あり➀) | - | - | 15.26 | - | - |
心臓血管外科は、上記疾患に対してパスを利用して治療を行っております。また、内科的治療後に手術が必要な症例の場合は内科と密に連携を取っているので、スムーズに手術が行えます。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
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産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 | 33 | 4.73 | 5.98 | 0 | 43.7 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 | 18 | 4.39 | 6.04 | 0 | 51.17 | |
120100xx02xxxx | 子宮内膜症 (手術あり、腹腔鏡下腟式子宮全摘術等) | - | - | 6.47 | - | - | |
120100xx01xxxx | 子宮内膜症 (手術あり、子宮全摘術等) | - | - | 7.13 | - | - | |
120110xx01xx0x | 子宮・子宮附属器の炎症性疾患 (手術あり、子宮全摘術等) | - | - | 9.5 | - | - |
2022年度より婦人科を新規に立ち上げました。
現在は、子宮・卵巣の良性疾患を対象に診療しております。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
現在は、子宮・卵巣の良性疾患を対象に診療しております。
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眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 (手術あり・両眼) | 116 | 2.7 | 4.67 | 1.72 | 72 | |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 (手術あり・片眼) | 81 | 2.44 | 2.63 | 0 | 72.95 | |
020150xx97xxxx | 斜視(外傷性・癒着性を除く。) | - | - | 3.11 | - | - | |
020320xx99xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 | - | - | 8.47 | - | - | |
020370xx99x0xx | 視神経の疾患 | - | - | 10.05 | - | - |
当院の眼科は主に白内障、水晶体の疾患の患者を受け入れています。クリニカルパスを使用しており、全国より平均在院日数で短い傾向にあります。
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放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120060xx97xxxx | 子宮の良性腫瘍 | 26 | 3.04 | 4.72 | 0 | 43.62 | |
120100xx97xxxx | 子宮内膜症 | - | - | 5.57 | - | - | |
放射線科は、子宮の良性腫瘍の症例に対して子宮動脈塞栓術(UAE)治療を行っております。クリニカルパスを使用しており、平均在院日数は3日程と短い傾向にあります。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
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泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 (手術なし) | 223 | 1.52 | 2.45 | 0 | 70.87 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 175 | 9.26 | 13.61 | 5.71 | 75.47 | |
11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 | 86 | 4.94 | 7.2 | 4.65 | 76.71 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 | 73 | 4.6 | 6.85 | 0 | 70.53 | |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 (手術あり・前立腺悪性腫瘍手術等) | 69 | 8.07 | 11.3 | 0 | 67.17 |
泌尿器科は、前立腺の悪性腫瘍が多く、生検や手術を行っています。次に救急疾患としての腎臓又は尿路の感染症、上部尿路疾患(尿管結石)が多い症例です。その後に膀胱腫瘍(膀胱がん)の膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)が続きます。これらの症例の多くでクリニカルパスを使用しており、在院日数は全国平均よりも短い傾向にあります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 27 | - | - | 13 | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | 32 | 54 | 52 | 74 | 14 | 29 | 1 | 7.8 |
乳癌 | 21 | 13 | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | 28 | - | - | 64 | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
胃、大腸、乳房、肺、肝臓の5つの部位にできるがんを「5大がん」と呼んでいます。
この表は、集計期間中に「5大がん」で入院加療された患者様について、「初発」と「再発」に分けて集計したものです。
*「初発」とは、当院においてがんの診断や初回治療を行った場合を指し、「再発」はがん治療後に再発・再燃または新たに遠隔転移が見つかった場合を指します。
*病期分類基準は、UICC TNM分類7版、8版を使用しています。
当院で入院加療を行った5大がん患者数は、大腸がんと肺がんで多く見られます。
この表は、集計期間中に「5大がん」で入院加療された患者様について、「初発」と「再発」に分けて集計したものです。
*「初発」とは、当院においてがんの診断や初回治療を行った場合を指し、「再発」はがん治療後に再発・再燃または新たに遠隔転移が見つかった場合を指します。
*病期分類基準は、UICC TNM分類7版、8版を使用しています。
当院で入院加療を行った5大がん患者数は、大腸がんと肺がんで多く見られます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 14 | 6 | 53.79 |
中等症 | 79 | 12.08 | 77.51 |
重症 | 20 | 25.95 | 83.55 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
定義:入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎で、さらのその中でもICD10コードがJ13~18で始まるもの。※インフルエンザ等、ウイルス性肺炎(DPC040070相当)、誤嚥性肺炎(DPC040081)は除外。
集計方法:肺炎重症度(A-DROPスコア)を使用①男性≧70歳、女性≧75歳②BUN≧21または脱水(+)③酸素飽和度≦90%④意識障害(肺炎に由来する)⑤sBP≦90mmHgで評価。①から⑤のうち該当するものの数によって分類する。軽症(0)・中等症(1~2)・重症(3)・超重症(3以上)。
*日本救急医学会の指標定義:収縮期血圧90mmHg以下であれば、ショックとみなして1項目のみでも超重症として集計をしております。
解説:中等症、重症は平均年齢が高く、転院や施設へ退院される患者様が多い傾向にあります。
集計方法:肺炎重症度(A-DROPスコア)を使用①男性≧70歳、女性≧75歳②BUN≧21または脱水(+)③酸素飽和度≦90%④意識障害(肺炎に由来する)⑤sBP≦90mmHgで評価。①から⑤のうち該当するものの数によって分類する。軽症(0)・中等症(1~2)・重症(3)・超重症(3以上)。
*日本救急医学会の指標定義:収縮期血圧90mmHg以下であれば、ショックとみなして1項目のみでも超重症として集計をしております。
解説:中等症、重症は平均年齢が高く、転院や施設へ退院される患者様が多い傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 325 | 22.55 | 75.04 | 36.09 |
その他 | 38 | 15.39 | 74 | 3.03 |
定義:医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞の患者様を対象として、その発症から入院までの日数別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
解説:脳梗塞治療では、迅速に治療を行うことが予後の患者様のADL(日常生活動作)に大きな影響を与えます。当院では緊急に治療が必要な患者様を常に受け入れることができるように体制の確保を促進するとともに、地域の医療機関との連携して治療をおこなっていきます。
解説:脳梗塞治療では、迅速に治療を行うことが予後の患者様のADL(日常生活動作)に大きな影響を与えます。当院では緊急に治療が必要な患者様を常に受け入れることができるように体制の確保を促進するとともに、地域の医療機関との連携して治療をおこなっていきます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 26 | 31.73 | 32 | 50 | 85.08 | |
K386 | 気管切開術 | - | - | - | - | - | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | - | - | - | - | - | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | - | - | - | - | - | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | - | - | - | - | - |
胃瘻造設術は施設からの依頼が多く、平均年齢も85歳と高齢となっています。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
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消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 91 | 1.81 | 8.48 | 5.49 | 77.08 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 31 | 0.74 | 14.16 | 9.68 | 68.71 | |
K533-2 | 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 | 22 | 0.91 | 4.77 | 0 | 51.32 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 21 | 3.38 | 3.9 | 0 | 69.38 | |
K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術(その他) | 19 | 0.95 | 2.74 | 5.26 | 69.63 |
消化器内科は胆管(肝内外)結石、胆管炎に対する、内視鏡的胆道ステント留置術や内視鏡的胆道結石除去術(その他)の症例が多くなっております。
循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 184 | 3.44 | 4.51 | 2.17 | 71.34 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 109 | 1.72 | 1.52 | 0 | 66.62 | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 74 | 1.72 | 2.26 | 1.35 | 69.61 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 74 | 2.23 | 18.38 | 5.41 | 72.66 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 59 | 0.19 | 7.98 | 1.69 | 70.32 |
循環器科は、虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈ステント留置術(その他)が多く、次に頻脈性不整脈(心房細動)に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)が多くなっております。
2023年より大動脈弁狭窄症に対し、心臓血管外科と連携を図り、TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)を開始しています。心臓血管外科と循環器内科を中心としたハートチームで毎週カンファレンスを行い、治療方針を協議しています。
2023年より大動脈弁狭窄症に対し、心臓血管外科と連携を図り、TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)を開始しています。心臓血管外科と循環器内科を中心としたハートチームで毎週カンファレンスを行い、治療方針を協議しています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 116 | 0.24 | 3.09 | 0.86 | 57.53 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 67 | 0.03 | 1.01 | 0 | 59.84 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 65 | 0.32 | 2.14 | 0 | 36.03 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 63 | 3.48 | 9.71 | 0 | 69.11 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 41 | 4.05 | 2.39 | 60.98 | 81.39 |
外科では腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多い症例です。当院の外科主要手術の多くはパスを使用しているため、平均術前日数・平均術後日数が短い傾向にあります。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 106 | 5.89 | 24.97 | 57.55 | 74.72 | |
K0461 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) | 62 | 2.73 | 20.47 | 19.35 | 66.71 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 55 | 4.71 | 17.4 | 7.27 | 52.64 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 54 | 8.33 | 30.41 | 77.78 | 83.22 | |
K0821 | 人工関節置換術(股) | 46 | 1.7 | 17.11 | 45.65 | 70.02 |
整形外科では骨折観血的手術(大腿)が最も多い症例です。骨折観血的手術(大腿)・人工骨頭挿入術(股)は高齢者に多く、地域連携パスを利用しているため転院率も高くなっております。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 58 | 1.07 | 14.22 | 18.97 | 79.79 | |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | 34 | 1.59 | 17.5 | 17.65 | 56.74 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 18 | 6.33 | 8.78 | 16.67 | 73.33 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 11 | 0.82 | 46 | 27.27 | 64.27 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | - | - | - | - | - |
脳神経外科で最も多い症例は慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)です。次に脳血管内手術(1箇所)、経皮的頸動脈ステント留置術が多くなっております。
脳梗塞超急性期の血栓回収術を行う体制が整い、積極的に行っています。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
脳梗塞超急性期の血栓回収術を行う体制が整い、積極的に行っています。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 50 | 0 | 0.04 | 0 | 62.62 | |
K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | 13 | 7.08 | 24.77 | 7.69 | 67.46 | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | 13 | 3.62 | 28.62 | 15.38 | 74.54 | |
K555-31 | 胸腔鏡下弁置換術(1弁) | 11 | 2.18 | 17.55 | 0 | 72.55 | |
K5612ロ | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | - | - | - | - | - |
心臓血管外科はここ数年、心臓大血管手術が増加しています。また、胸腔鏡下による心臓手術も積極的に行っております。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | 23 | 1 | 2.61 | 0 | 46.87 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 21 | 1.14 | 2.81 | 0 | 48.62 | |
K872-2 | 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 | 15 | 1 | 2.87 | 0 | 40.53 | |
K863 | 腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術 | - | - | - | - | - | |
K888-22 | 卵管全摘除術(両側)(腹腔鏡) | - | - | - | - | - |
子宮筋腫や卵巣腫瘍に対して、腹腔鏡下手術を行っております。
また、県内の婦人科で初めて、ロボット支援下子宮全摘術を行いました。
今後はロボット支援下手術を中心に行っていく予定です。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
また、県内の婦人科で初めて、ロボット支援下子宮全摘術を行いました。
今後はロボット支援下手術を中心に行っていく予定です。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 196 | 0.45 | 1.14 | 1.02 | 72.31 | |
K2423 | 斜視手術(前転法と後転法) | - | - | - | - | - | |
K2422 | 斜視手術(後転法) | - | - | - | - | - | |
K224 | 翼状片手術(弁の移植を要する) | - | - | - | - | - | |
K2822 | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) | - | - | - | - | - |
眼科で最も多い症例が水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)です。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
※患者数が10未満は-(ハイフン)にて表示しております。
放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | 27 | 0 | 2.04 | 0 | 43.74 | |
放射線科では血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他)の治療を行っております。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 149 | 0.58 | 4.77 | 2.68 | 73.06 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 90 | 0.06 | 3.21 | 0 | 70.43 | |
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) | 69 | 1.14 | 5.93 | 0 | 67.17 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 56 | 0.16 | 2.21 | 0 | 65.54 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) | 49 | 0.31 | 4.63 | 0 | 71.35 |
泌尿器科で最も多い手術は、結石性腎盂腎炎や尿管狭窄に対する経尿道的尿管ステント留置術です。当院では前立腺悪性腫瘍手術は、ダヴィンチによるロボット支援手術で行っており、腎癌や浸潤性膀胱癌に対してもロボット支援手術の適応を拡大し、症例数を増やしています。さらにロボット支援手術においては、男性機能温存や拡大手術にも積極的に取り組んでいます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 51 | 0.47 |
異なる | 53 | 0.49 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 12 | 0.11 |
異なる | - | - |
定義:令和4年4月~令和5年3月までの退院患者を集計しました。医療資源を最も投入した病名と入院のきっかけとなった病名が同一かそれ以外で件数を集計しています。発生率(%)は各集計項目ごとの患者数/全退院患者数で算出しております。
解説:医療の質の向上を目的に指標を算出しております。臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、重篤な疾患である播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について発生率を集計しています。
外傷による肝損傷や膵損傷、膵がんや大腸がん、胃がんなど消化器系の大手術後に血液の凝固に異常をきたす播種性血管内凝固を起こす場合があります。
また、さまざまな感染症などから血液に病原菌が入り、敗血症になることがあります。様々な要因で起こる患者の重症化を数値化し、医療の質向上の促進に努めます。
解説:医療の質の向上を目的に指標を算出しております。臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、重篤な疾患である播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について発生率を集計しています。
外傷による肝損傷や膵損傷、膵がんや大腸がん、胃がんなど消化器系の大手術後に血液の凝固に異常をきたす播種性血管内凝固を起こす場合があります。
また、さまざまな感染症などから血液に病原菌が入り、敗血症になることがあります。様々な要因で起こる患者の重症化を数値化し、医療の質向上の促進に努めます。
更新履歴
- 2023/9/30
- 令和4年度「病院情報」を更新しました。