科長あいさつ

沖縄県では脳神経内科専門医が少なく、中部徳洲会病院でも常勤の脳神経内科医はこれまで不在でした。しかし、脳神経内科疾患でお困りの患者さんは多いと思われ2021年4月に開設しました。脳神経内科医一人であり微力ではありますが的確に診断、治療を行えるようにしたいと考えています。

当科の診療の特色

脳神経内科では脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気の診断、治療を行います。症状としては手足の力が入りにくい、歩きにくい、喋りにくい、頭痛やしびれなどで、疾患としては脳梗塞やパーキンソン症候群、片頭痛、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、末梢神経障害、筋炎などをみます。いわゆる難病も多く治療が難しい疾患もありますが、根治はしなくても投薬や日常生活におけるアドバイスなどを行うことにより、よりよい生活を送ることができることがあります。医師、看護師を始め多職種で関わっていきます。

また、疾患によっては他の専門科で見た方が良い疾患もあり、必要に応じて整形外科や脳神経外科、精神科、心療内科に御紹介します。

外来診療のお知らせ

火曜日と木曜日に外来診療を行っています。火曜日は再診、木曜は初診です。脳神経内科の初診外来は丁寧な診察が必要で時間がかかるため（約1時間）、完全予約制とさせて頂いております。かかりつけ医がある場合には主治医の先生からの診療情報提供書があると診断の参考になることも多いのでなるべく記載頂くようお願いします。