診療科案内

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血液内科

血液内科のご案内

科長あいさつ

私たちの体の中に流れている血液の中には赤血球・白血球・血小板という3種類の血液細胞があります。赤血球は「酸素の運搬」、白血球は「外的からの守り」、血小板は「止血」をそれぞれ担当しています。これらの血液細胞が増えたり、減ったり、何らかの異常が起こってしまった際に、診断・治療を行うのが血液内科となります。

血液内科部長
轟 純平

当科の診療の特色

当科では、急性白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など血液悪性腫瘍を中心に治療を行っております。

入院では最新の化学療法を行うとともに、外来でも専用の化学療法室を設け、化学療法認定看護師とともに快適で安全な治療を行っており、患者様のライフスタイルをできる限り尊重した治療を心がけております。

また、造血幹細胞移植が必要な患者様には、琉球大学附属病院やハートライフ病院を中心に、県内外の移植のできる施設に紹介をしています。県内の血液内科の先生方の協力をいただきながら、患者様に対してよりよい治療を行えるよう心がけております。

2018年9月より、自家移植が可能となり県内では琉球大学付属病院、ハートライフ病院に続き3施設目となり、多発性骨髄腫や悪性リンパ腫の患者様に対してより広い選択肢を提供できる様になりました。

主な対象疾患と診療内容

  • 急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など血液悪性腫瘍に対する各種化学療法。
  • 骨髄異形成症候群や再生不良性貧血などの貧血に対する各種化学療法・免疫療法。
  • 特発性血小板減少性紫斑病などの血小板減少症に対する各種免疫療法。

外来診療のお知らせ

火曜日と木曜日に診療を行っています。現在は連携室(098-931-1070)を通した紹介のみとさせていただいてます。なお、緊急を要する場合は、直接連絡をいただけますと対応させていただきます。

木曜日には琉球大学病院から先生をお招きし外来診療を行っています。新規患者様の受付は行っておりません。

主要疾患別新入院患者数年次推移

主要疾患 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
急性骨髄性白血病  3 6 9 15 7 7
急性リンパ性白血病  2 5 2 3 3 2
悪性リンパ腫 19 33 36 37 36 28
多発性骨髄腫(WM含む) 5 10 11 12 11 10
骨髄異形成症候群 9 8 13 21 10 7
特発性血小板減少性紫斑病 5 2 4 3 5 2
自家移植(悪性リンパ腫・多発性骨髄腫など) 1 4 5 6 6 3

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