脳神経外科
脳神経外科のご案内
科長あいさつ
副院長、脳神経外科部長
新垣 辰也
当科では神経救急疾患、特に脳卒中や頭部外傷を中心に、脳神経外科全般の治療を行っています。沖縄県では脳神経外科診療可能な病院は南部医療圏に集中しており,中部・北部医療圏では対応できる施設が少ないのが現状です.そのような状況において当院脳神経外科チームでは中部、北部医療圏の脳神経外科領域における拠点となるべく、日々診療に努めております。
私は脳神経外科医として、これまで開頭手術・脳血管カテーテル治療の両方を、前琉球大学准教授である兵藤 明夫先生ご指導のもと数多く経験してきました。5000例以上の手術経験を元に、日々アップデートされる技術に基づいた安全な治療を心がけています。
その中でも専門としている脳動脈治療においては2000例以上の手術経験を有しており,患者さんの状態に合わせて開頭手術・カテーテル手術または両者の組み合わせによる最適な治療方法を提案させていただいています.
2021年10月より脳神経血管内治療の専門医も加わり、脳梗塞急性期治療のカテーテル手術である血栓回収療法を24時間365日いつでも対応出来る体制を整えることができました.
脳の疾患は命に関わるものや、後遺症が残るものも多く、常に冷静な判断とリスクの評価が求められます。治療におけるメリットとデメリットについて相談しながら常に患者さんにとって最善となる方法を共に決定していきたいと考えております。
また近年,遺伝的検査が診断するために必要となった悪性脳腫瘍に関しては、琉球大学脳神経外科教授であります浜崎 禎(はまさき ただし)先生と連携がとれる体制を構築しています。
徳洲会グループの創立者・徳田虎雄前理事長の「命だけは平等だ」という理念のもと、救急搬送そして他医療圏からの紹介患者さんも積極的に受け入れ,地域医療の貢献に尽力して参ります.
質の高い医療を提供し,最終的に皆様が”笑顔”になれるような医療の提供が私たちの目標です.お困りの際は是非私達にお声がけ下さい
副院長、脳神経外科部長
新垣 辰也
対象疾患と診療内容
- 脳血管障害
- 脳血管内治療(脳動脈瘤塞栓術、脳動脈ステント留置術)
- 脳腫瘍全般
- 脳血管内治療(脳動脈瘤塞栓術、脳動脈ステント留置術)
- 頭部外傷全般
- 水頭症治療(内視鏡治療を含む)
- てんかん治療(内服コントロールのみ)